当院では、日本人に合った細い鍼を使用しており、金属の管を用いて瞬時に刺入しますので、その時は、ほとんど痛みを感じることはありません。ただし凝りや痛みの原因となっているところに鍼が当たりますと「針の響き」といって何とも言えない、重痛いような、時には、刺入した所とは違うところにまでビリビリと響くようなその方々でいろんな反応がおこることがあります。ここまで読まれますと「やっぱり怖いからやめとこ」と思われるかもしれませんが、ごく稀に知覚過敏というか、体質的に非常に痛く感じられる方も中にはおられますが、大抵の方は決して耐えられないほどのものでなく、痛た気持ちいいとか、気持ちいいという方がほとんどです。
またこの響きこそ、鍼が効いていると言えるもので、例えば首の後ろの凝りで鍼をしますと頭の方にまで響いたり、腰に鍼をしますと足の方にまで響いたりすることがありますが、その後、首の凝りだけでなく凝りによる頭痛やめまいまで改善したり、腰痛だけでなく坐骨神経痛様の足の痛みやしびれまで改善することがあります。
最初、鍼の響きは強く感じられるかもしれませんが、症状が改善するにつれ、このような響きも軽くなっていくようです。
※刺入する深さは、できるだけご希望に添うようにしております。 |